大杵社の大杉
樹齢はなんと1000年以上といわれる、湯布院町では数少ない国の天然記念物の大杉。この木の根元には畳3畳分の広さの空洞があります。実は明治時代にその空洞にゴミ焼きの火が移り、木が燃えてしまったそうですが、その火と煙が1000年分の害虫駆除をしてくれたのか、今でも元気に育っています。まさに湯布院No.1のパワースポットです。
佛山寺(ぶっさんじ)
みどころは、湯布院で最古の木造建築物である山門。江戸時代から佇むこの茅葺屋根の門には、なんと鐘楼がついています。350年ほどの月日が経つ今も毎日夕方に盆地にこだまする時の鐘の音は柔らかく、心地よさを感じる事ができます。古き良き日本を思い出させてくれるこの山門に会いに、足を運んでみませんか。
宇奈岐日女神社(うなぎひめじんじゃ)
由布院盆地を作ってくれたとされる、うなぎひめという女神が由来となったこの神社は古くより湯布院町の人々に愛されてきました。約9メートルもの幹周りを誇ったご神木は台風で倒木してしまい根元しか残っていませんが、周りを囲む樹齢約600年の原生林は自然のパワーを感じさせてくれます。また、梅雨の時期には境内に約500株ある紫陽花も見逃せません。
田園
これぞ湯布院!という360度を山に囲まれた由布院盆地を見渡す絶景スポット。ただの山と田んぼと侮るなかれ。実はこの田んぼを掘ると温泉が出ます。しかし、田んぼを開発せずどんなに土地の値段が跳ね上がっても町の人々が守り続けた景色。この大自然を守ってきたからこそ、今の湯布院があります。なぜ必死に守ってきたのか?実際にこの田園から由布岳を目にすると、その理由はお分かりいただけるはずです。