板塀の裏路地
鎌倉には大通りから一本入ると地元の方々しか通られないような裏路地がたくさんあります。表の喧騒から少し離れたところに、鎌倉らしい雰囲気が感じられます。板塀が続く路地を進むと古い茅葺屋根の日本家屋がご覧になれる場所もあります。
由比ガ浜
由比ガ浜は、細い路地から、小高いお寺から、そしてもちろん浜辺から様々な表情を見せてくれます。古くは夏目漱石の小説の舞台に、新しいところではTVドラマ「最後から二番目の恋」で主人公が桜貝を集めるシーンが印象的です。夏は海水浴客で賑わいますが、その他の季節は人もまばら。海を見ながらゆっくりするのもおすすめです。
妙本寺
鎌倉時代の御家人比企家の末裔が開いた日蓮宗の本山の一つ。風致林に囲まれた静かなお寺です。初夏の新緑と紫陽花、秋の終わりから冬にかけては紅葉が綺麗になります。その他、カイドウやノウゼンカズラなど四季を彩る花々が、境内に堂々と佇む日蓮上人の像とともに迎えてくれます。6月の夜にはホタルが見られることも。
滑川
川底が岩盤のようになっており、その上を水がなめるように流れていることから滑川と呼ばれているそうです。とても浅い川ですが、「金は天下の回りもの」という名言の誕生や、鎌倉幕府の終焉にまつわるエピソードが残る、歴史はとても深い川です。少し裏手に入るだけで、こんな自然に触れられるのも鎌倉のいいところ。